低インシュリンダイエット

インシュリンは、食事から砂糖や炭水化物を摂取し、血中の糖の量(血糖値)が上昇したときに分泌されるホルモンで、糖をエネルギーとして肝臓や筋肉に送る働きをしています。しかし、エネルギーが余っているときは脂肪として体内に蓄積されるのです。入ってきた糖がすべて使われれば問題ありませんが、血糖値の上がり方が急であればあるほど、インシュリンが多量に分泌され、体に「糖が余っている=脂肪にためこまなければ」と判断させることになり結果、脂肪がついてしまい太る原因となります。

低インシュリンダイエットは、インシュリンの分泌を抑え、血糖値の上がりにくい食事をすることが基本です。その速度を見分ける基準となるのがGI値(グリセミック・インデックス)です。GI値とは、炭水化物が体内で糖に変わり、血液に入る速さを数値化したものです。数値が低いほど、血糖値が上がりにくい食品ということになります。高GI値の食品を避けて、GI値60以下の食品を選べば、インシュリンの分泌が抑えられ、結果的にやせることができます。

低インシュリンダイエットでインシュリンを分泌させないためには、血糖値が上がる速度がゆるやかな食品を食べるのがポイントになります。そのため、食べる順序が重要になります。というのも、一緒に食べるものによって、同じ食品でもGI値が異なるからです。ごはんやパン、麺類などGI値の高い炭水化物を最初に食べないようにすることが大切です。食物繊維や酢、乳製品といっしょに食べれば、食事のGI値は下がります。これらの食品には、消化吸収のスピードを遅らせて、血糖値が急激に上がるのを防ぐ働きがあるからです。

デザートを食べるタイミングも大事になります。血糖値が上昇している食後ではなく、食事の30分前、または食後2時間以上たってから食べましょう。食後のデザートよりもおやつとして食べるのが理想的です。調理法によってもGI値は変わるので、GI値を抑えるコツをつかむことも大切です。

低インシュリンダイエットでやせるためには、血糖値を急に上げないことが重要になります。血糖値の上昇をゆるやかにして、インシュリンの分泌をおさえましょう。

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