いびきは上気道が狭くなるために起こります!
本当はこわい、いびき、原因対策などご存知ですか?
いびきの音の原因となるものは、上気道などの空気の通り道が狭くなる事により、そこを空気が流れることにより気道の壁などの部分が振動して音が発生します。特に肥満体型になることにより、上気道に脂肪がついてしまう事により、上気道が細くなり圧迫されやすいので、比較的やせている人に比べるといびきをかく人が多いようです。
しかし、特に肥満体型でない人でも、寝ている時の姿勢などにより、上気道が圧迫されると、上気道が一時的に狭くなることもありますし、生まれつきの問題で、もともと上気道が狭くなっている人もおります。空気の通り道が細くなることにより、いびきが発生しやすくなるのです。
昼間にいびきをかかないのは、起きている時は、気道についている脂肪などの抵抗に対して、上気道を開こうとする筋肉が働いていているためです。肥満のために上気道が狭くなっている人でも、この筋肉の抵抗力により、楽に呼吸をすることができるのです。しかし、睡眠時には上気道を開こうとする働きの神経細胞の活動が弱まるため、いびきをかくことになるのです。
いびきをかかない人は、上気道が広いためいびきをかかない。また上気道を開く神経細胞の活動が睡眠中でも働いているため、上気道が広く保たれています。反対にいびきをかく人の多くは、肥満のために上気道が狭くなっているか、上気道を開く働きの神経細胞の活動が睡眠のため強く抑制される人だといえます。
いびきをかく人がいる事により、うるさくて夜寝むれなかったなど、次の日の笑い話などの引合いにされる事が多いと思います。しかし、いびきは騒音的なただ「うるさい」というだけでは済まされない深刻な問題を抱えてこんでいる場合もあります。最近では、いびきをかく人は高血圧や虚血性心疾患、脳血管障害など、危険因子を抱えている場合もあることが発表されています。あまりにもひどい方は、こうした危険因子も考えらますので専門医に相談することをお薦めします。
いびきをかく原因はいろいろあります。肥満により上気道が圧迫されることは前述いたしました。軟口蓋や咽頭壁などに脂肪がつくことによって咽頭の奥が肥大するため上気道が塞がれることでいびきがでます。次にストレスや心身の疲れなどがある場合、身体がたくさんの空気を取り込もうとして起きる場合があります。このように原因が違うものに同じ対策を考えても無理がありますので、いびきの対策を考える場合、その人にあった対策を行う必要があります。
他にいびきの原因としまして筋肉の老化により上気道が狭くなる場合もありますし、アルコールや薬のせいで、筋肉の緊張がゆるみ上気道が狭くなりいびきをかく場合もあります。鼻腔やのど、口腔の異常により気道を狭めている場合もありますし、そのほかの原因でいびきが出る場合もあるようです。
疲労やストレスが溜まったり、アルコールの摂取や薬を飲んだとき、風邪を引いた場合など、普段健康な方でも、一時的にいびきをかく場合もあります。老化によるお年寄りのいびきも筋肉の衰えと同じくして健康であるのに出る場合もあります。但し毎日毎日、大きないびきをかく場合には病的な原因も考えられますので、医者に相談するなど、治療による対策を行う必要がある場合もあります。
いびきは男性の肥満体型の人によく見られます。また前述いたしましたが、筋肉の衰えと同時に増加する傾向にありますので、50歳以上の方にはいびきをかく人が多くなります。女性の場合も加齢と供にいびきをかく人が増えていくと言われています。一般的に女性ホルモンはいびきや睡眠時無呼吸症候群を防ぐ働きがあると言われています。そういった理由から女性はいびきをかきにくいのですが、閉経後、女性ホルモンが低下する事により男性と同じく加齢と供にいびきをかく人が増えるようです。
また遺伝的な要素もあると思われ、親がいびきをかく場合、子供も同じようにいびきをかきやすいようです。これには遺伝的な要素だけでなく、生活環境も大きく影響する可能性もあり、両方の要素によりいびきをかくと考えられており、どちらの要素でいびきをかくのかは詳しく解っていないのが現状のようです。
激しいいびきをかく方で、いびきをかいている途中に呼吸が止まる症状に加え、日中眠気を感じる方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があると思われます。睡眠時無呼吸症候群は、肥満体型の男性に多く、高血圧の症状のある50歳以上の方のいびきと呼吸の一時的な停止は特に、睡眠時無呼吸症候群の可能性が高くなります。 こういった場合、たかがいびきとたかをくくらず、早めに医師に相談する事をお勧めします。
睡眠時無呼吸症候群の治療方法として代表的な例をあげると、減量療法や鼻マスク治療、食事療法や運動療法での肥満体型の解消、生活習慣の悪習を改めるといったような対策、治療がとられるようです。このほかにも耳鼻科的な処置や歯科外科等での口腔内装具の装着による治療、対策などもあるようです。