虫歯のヒールオゾン治療法は、治療の痛みも少なく、歯質の削る量を最小限に減らすことができる画期的な治療方法です。
ヒールオゾンという言葉を聞いた事があるでしょうか?
最近はテレビなどでも取り上げられているのでご存知かもしれません。
ヒールオゾン(オゾン治療)とは、オゾンによって虫歯菌を殺菌し、再石灰化を促進することで虫歯を治療するという治療法です。
ドイツのカボ社(KaVo社)で研究・開発された新しい虫歯の治療方法です。
ドイツを中心にヨーロッパ諸国やアメリカでは多くの臨床現場(歯科医院など)で取り入れられています。
今までですと虫歯で柔らかくなった歯質は取り除かなければなりませんでした。
けれども今まで取り除いていた虫歯菌に犯された歯質はオゾンによって回復するのです。
そして、ヒールオゾンによって削る量が最小限に減らすことができます。まさに画期的な治療方法です。
詳細はKaVo社の日本語ウェブサイトをご覧ください。
KaVoヒールオゾン オゾン治療
オゾンとは大気中に存在する気体です。
強力な酸化剤で速く殺菌したり、ウイルス を不活性化したり、止血効果があるので、20世紀初めからから医療現場で広く使われてきました。
また、オゾン層が有害な紫外線を遮断して私たちを保護したり、日常生活では水の殺菌浄化や、薬品や食品の酸化防止、漂白剤や保存剤として使われています。
具体的にはヒール・オゾン本体内部で、大気中の酸素をとりいれて治療用オゾンを発生させます。そして、治療する部分にあてます。
治療の行為としては、シリコンカバーを装着した器具を20〜40秒治療する部分にあてて、キシリトールなどの成分の入った中和剤を塗布して終わりです。
治療の後は特殊フィルタが残ったオゾンを酸素に戻します。
ヒールオゾンのメリット
なるべく歯を削らないでエナメル質・象牙質を温存させます。また、歯を削る量が少ないので、痛みが少ないです。
安全性が高く、副作用はいまのところ報告されていません。
操作が簡単なので、治療時間が短くてすみます。
カリエスが再発する確立を極限まで低下させます
治療した部分に病原菌が少しでも残っていると再び虫歯になる危険性がありますが、殺菌効果があり、残っている病原菌を死滅させるので、虫歯の再発のリスクが減ります。また、虫歯予防にも使用することが出来ます。
ヒールオゾンのデメリット
まだ新しい方法のため、行っている歯科医院が少なく、実績が不十分です。
進行した虫歯の場合には、いままでどおり歯髄を取る必要があります。
ヒールオゾンを使用した治療は健康保険適用外となります 。
保険が利かないのは残念ですが、治療の時の歯の痛みも軽減されるようですし、試してもいいかなと思います。